2018年参加イベント10選

Eventernoteによると2018年は84件のイベントに参加していた*1らしい。今回はその中で特によかったもの10件を選んだ。

4U 1st Live!!! 「The Pres”id”ent 4U」 in Osaka&Tokyo

ナナシスの中では4Uの曲調は特にライヴ映えする。そんな4Uの単独ライヴは圧倒的に楽しいと思っていた。しかし、予想を遥かに超える楽しさだった。2018年で一番楽しいライヴだった。

オールスタンディングという形式が4Uと相性がよすぎる。煽られて応えるのはとても楽しい。特に大阪は最前というのもあって滅茶苦茶な楽しさだった。

ライヴ感というのもこの年では群を抜いていた。まさかアンコール曲をその場の意見を聞いて決めるとは。やっぱりLucky☆Luckyは楽しすぎる。

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ワルキューレ 3rd LIVE 『ワルキューレは裏切らない』at 横浜アリーナ

2018年に参加したイベントの内、最も総合力の高かった現場はどこか。そう問われたらワルキューレと答えるだろう。曲自体からして強いのに、歌唱やダンス、舞台装置等を含めて全てが豪華でエンタテインメントとしてよく出来ている。

しかも見る度にパフォーマンスがレベルアップしている。パフォーマンス自体が声優ユニットとしてはとんでもないのに、更にその成長まで楽しめてしまう。恐ろしいユニットだ。特にJUNNAさんと鈴木みのりさんの成長が著しい。どんどん歌えるようになっていくし、盛り上げ方もうまくなっていく。それをライヴ毎に感じられるのだ。なんて楽しい現場なんだろう。

新曲もいい。どれもいいが、劇場版から好きだったチェンジ!!!!は特によかった。まさか劇中のライヴシーンを完全に再現するとは予想以上だ。

また、ムービングステージを初めて見た。あれはとてもいいものだ。トロッコもいいけど、舞台毎動いていくというのがとても格好いい。

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アイカツ!ミュージックフェスタ in アイカツ武道館!

1つの終わりを感じた。そして続いていくものがあるというメッセージが残った。

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TVアニメ「刀使ノ巫女」真の太刀

好きな声優さんが好きなアニメのイベントをやってくれる。それが大好きなんだと再確認できた。

2クールのアニメだと演者も視聴者も思い入れが深くなる。それに応えてくれるイベントだったと思う。やはり2クールアニメはいい。

Re:ステージ!PRISM☆LIVE!!~2nd STAGE~ Ready for Dream

3時間という公演時間から予想した通り、既存曲全てをやりきった。全曲ライヴはいいものだ。

私はオルタンシアができた辺りのライヴからリステに通うようになったが、今では5ユニット18人体制のそこそこ大きな規模のコンテンツになった。会場としても1年半で300の箱から1000の箱になったのだ。間近でこうした変化を見ていると感慨深いものがある。そうした変化の一方で継続して生バンドというのは嬉しい限りである。半分以上リステの曲を作っているであろう伊藤さんがいるというのは結構な安心感がある。

こうしたコンテンツでは主要メンバは新人がで追加メンバは即戦力というキャスティングになりやすい。リステもそうなっている。こうしたキャスティングだと結果的に追加メンバの方が場馴れしているという事になる。実際、1st STAGEではそうした差を感じた。しかし、今回はそんな事はなく、どのユニットも実力が発揮できていたように思う。

そして今回はアニメ化という大きな発表があった。その告知をしてからの367daysという流れはとてもストレートでリステっぽい。そんな泣いて当然な流れで牧野天音さんの「舞台では泣かないと決めている、嬉し泣きをしているファンも笑顔にさせたい」という言葉が滅茶苦茶刺さってしまった。こんな事を言われたらファンになってしまう。

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Tokyo 7th シスターズ メモリアルライブ『Melody in the Pocket』 in 日本武道館

エモい。2018年で最もエモいライヴだった。

当日は快晴、これは僕らは青空になるの再現だな、というジョークも馬鹿らしくなるくらいの暑さだった。しかし、円陣から始まるあの登場で悟った。もう気候すら合わせてきたの。勿論、スタートは「僕らは青空になる」からだ。滅茶苦茶にエモい。もうジャケットのまんまなのだ。

しかし、それからは意外と普通だ。普通というか、素晴らしいけどいつも通りなのだ。777の定番曲や各ユニットの曲はやはり素敵なものだし、圧倒的地力を誇るCi+LUSの2人はとても新規のユニットとは思えない。まるで中途加入を前提としたかのようなキャスティングだ。QOPの新曲を挟んだ流れな圧倒的に盛り上がりを見せてくれた。いつものようにライヴの途中で挟まれる告知もとても嬉しいものばかりだ。しかし、ここまでは構成としてはいつも通りなのだ。

しかしそんな中、センターステージに1人だけゆっくりと上がってきた。その瞬間にメモリアルの意味がわかった。誰が何をするかもわかった。春日部ハルの「またあした」しかありえない。どこでも歌われてこなかったあの曲はここで披露するしかないのだ。しかもハルのソロとしてだけでなく、777の「またあした」になった。そうして「スタートライン」→「FUNBARE☆RUNNER」→「STAY☆GOLD」という流れに。この流れが滅茶苦茶気持ちいい。物語をそのまま追体験している。特に最後の「STAY☆GOLD」のラストのサビの明転、すかっとした。気分が晴れるというのはああいうもののことを言うのだろう。

ナナシスのライヴは流れはあっても物語はそれ程ない。茂木さんは曲順に意味を込めるタイプだと思うが、演出的にはユニット毎にバトンタッチしていく事があるくらいだ。しかし、今回は明確に物語を作ってきた。ライヴタイトル自体「メモリアルライブ」と銘打っている。というのも、2018年はハルやムスビ、ロナといった主要メンバの誕生年である。そこで武道館という大きな舞台で改めてスタートラインを迎えたという物語を作ったのだ。

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Tokyo 7th シスターズ 4th Anniversary Live -FES!! AND YOUR LIGHT- in Makuhari Messe

武道館を終え、構成からして大きく変わった。今回はフェスというコンセプトで出演者が日によって違うものになった。しかも2日目は大西さん抜きで777をやる事になった。もはや揃っただけでもありがたいというキャストになったと喜ぶべきなのだろう。曲数も増えたので色々聞きたい身としては嬉しい面もある。

day 1はまずセブンスシスターズが強すぎる。FALLING DOWNもやって欲しかったが、5曲やる時点で破格の扱いである。フェス形式と人気がうまく噛み合った例だろう。1曲しかないSU♡SUTA(きゅうとな)もフェス形式なら馴染む。結果として半分に分けたのは正解なのだろう。

day 2はまずKARAKURIの登場だ。2nd以来の待ちに待ったKARAKURIだ。登場しただけでも嬉しいのに持ち曲を全部やってくれる。こんなに嬉しい事はない。双子ユニットだから2人分やる必要があるのにそれをこなす秋奈さんの力量はやはり素晴らしい。また、新ユニットのCASQUETTE'Sもこれまでにない雰囲気で面白い。例によって大地葉さんに感謝だ。

全般的に安心して見られるいいコンテンツになった。特にCi+LUSは2回目なのにもはや安定感すらある。キャストの経験が最も生きたユニットになっている。

8beatStory♪ 2_wEi 1st LIVE 「Driven to Despair」

2018年で最も激しいライヴだった。年初に4Uより激しいライヴなんて早々ないだろうと思っていたし、ライヴハウスに入るまでは甘く見ていた。しかし中に入った瞬間に空気感がいつもと違うと感じた。その予感通り2018年で一番激しく熱いライヴだった。

このライヴは キャラクタのライヴである事が通底されており、キャストの自己紹介すらない。歌は勿論、MCも2_wEiとして行うものだった。お渡し会等の席は別だが、2_wEiはエビストの4thでも同様の扱いであった。ライヴ会場にキャラクタを呼び寄せる(または観客が向こう側へ行く)という趣が強いのだろう。

実際、野村さんと森下さんにはそれをやるだけの力量がある。QOPを見ていれば野村さんの歌唱力はわかるだろう。その低めで力強い歌声に森下さんの高めで跳ねるような音はよく合っている。ユニットとしてとてもいい組み合わせだ。また、2人ともナナシスとデレマスという大きなコンテンツに出ている為か、非常に手馴れている。盛り上げ方もうまい。単独ライヴするのも納得のレベルだ。

そんな2人のライヴなのだから熱く激しくなるに決まっている。1時間という長くはない時間ではあったが、終わって外に出ると寒いくらいに汗をかいていた。激し目のライヴが好きな人は是非来てみて欲しい。これまでと同様なら3月のライヴもチケットが一般販売されるだろう。



少女☆歌劇 レヴュースタァライト 2ndスタァライブ ”Starry Desert”

2018年で一番頭のおかしいライヴだった。殺陣を含めてレヴューを完全に再現してしまったのだ。

アニメ化直後である為、レヴュー曲をやらない選択肢はないが、前奏間奏後奏が長すぎるレヴュー曲はライヴという形式ではやりづらい。その為、座らせるくらいの事は予想していた。しかし、あれはレヴューの完全再現だ。とんでもないものを見てしまった。ライヴを見に来たと思ったらミュージカルを見ていたのだ。驚きすぎてぽかんとしてしまった。

舞台に行くしかないと思わせるというビジネス的な観点でも素晴らしい。あれを見たら舞台に行ってしまう。スタァライトされてしまうのだ。「スタァライトしちゃいます!」が再現されたのだ。

こうしたとんでもないものを見てから小山百代さんの「舞台少女は日々進化中!」は強すぎる。本当に舞台少女として進化しているのだ。そうした姿は観客を舞台に魅せられた一人にしてしまう。正に少女歌劇☆レヴュースタァライトだった。

石原夏織 1st LIVE「Sunny Spot Story」

2018年のイベント納めがこれでよかった。石原夏織さんのファンでよかった。しみじみとそう思った。

事前に出ていたアルバムもよかったし、キャリさん自体のパフォーマンスもいい。それは知っていたつもりの事だったけど、実際に目の当たりすると想像以上の魅力があった。ただただ素敵だなぁとこがれるばかりになっていた。

普段はコンテンツのライヴばかりに行っているのに、今回に限ってはリリイベに行ってバースディも行っていた。文脈ができてしまっていたのだ。その上であの姿を見ると評論家のように語れない。ただ見に来たのではなく、ここまで来たという気持ちになってしまう。

特に主演する色づく世界の明日からの主題歌17才のカバーではそれを特に感じた。声優のアーティストデヴューで自身が主演するアニメの主題歌を歌う事はよくある。しかし、そういった場所にいるのはそう簡単な事ではない。それでもキャリさんはそうした場に立てた。私はそうした場に同席できてよかった。ただただ感謝するばかりだ。

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その他よかったもののの感想も簡単に記しておく。

小倉 唯 2nd LIVE TOUR「Platinum Airline☆」

物販のトランプが可愛いし、衣装も可愛いし、デザインがいい。

Megumi Nakajima Live Tour 2018 “Curiosity of Love”

お酒を飲みながらゆっくり聞けるライヴは最高。

プリンセス・プリンシパル STAGE OF MISSION」

双六でわちゃわちゃしたり、本物の歌手を連れてきたり、続編決定の発表をしたりと、まとまりがないがそれが面白いイベントだった。

8beatStory♪ 8/pLanet!! 2nd Anniversary 4th LIVE 「On the pLaNET!!」

メインステージの他にサイドステージがある現場は初めてだった。スタンディングだったから推しに合わせて移動するという形式に実質的になっていたが、そうした形態は楽しいものだ。

少女☆歌劇レヴュースタァライト 1stスタァライブ “Starry Sky”

舞台を見ずに参加したが、これはアニメも当たるなと思った。舞台という大きな経験値が見事に発揮されていた。

AZK’s presents —ViVASHER!!—

澁谷さんが自分のやりたい事をやってくれて嬉しい。

プリパラ&キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR み~んなでアイドルやってみた!

ノンシュガー! 新曲! 優勝!

i☆Ris 6th Anniversary Live ~Lock on♡ 無理なんて言わせないっ!~

ストーリー仕立てという初の試みは面白い。実質プリキュアだったし、次はプリキュアに出て欲しい。久保田さんの「隆聖さんでしょ?」に笑った。81ならではだ。

AiiA presents' 舞台『刀使ノ巫女

初めて2.5次元舞台というものを見た。正直、刀使ノ巫女はとても好きなアニメだけに不安もあった。しかし、そんな不安は無用だった。原作ファンも完全に楽しめる作りだった。次もこのキャストで波瀾編をやってほしい、もっとこうした舞台が見たい、そう思えるくらいいい出来だった。またやってほしいなぁ。

み~んなでキラッとプリティーライブ2018

まさかあの3人が出るとは。このシリーズは本編でも因縁から逃れられないという話をやるのだが、ライヴでもそういった宿命めいたものを感じてしまった。



10選と言いつつ、20選してしまった。イベント数としては27件書いてしまった。今年もこれくらい書けるだけ魅力的なイベントに参加したい。