Fedora 17

Twitter でも少し触れたが、Fedora の新しいバージョンが出ていたので試してみた。例によって、実機ではなく VMware 上での使用である。インストールに関しては非常に簡単だったが、基本的には英語なので Ubuntu のがより初心者には優しく思われる。時刻の設定もやや優しくない。

さて、前の16自体あまり試していない事もあるが、それとあまり変わった感じがしない。もっとも、私は内部的な構造が変わってもその違いをほとんど解さないユーザである。その域に達していないわけだ。とはいえ、いくつかのディレクトリが /usr 以下になったというのは分かる。そちらの方が整合性があるような気もする。実用性があるかは知らない。

私が分かるのはあくまで外見的な事である。慣れただけなのかもしれないが、若干 Gnome3 は使いやすくなったような気がする。でもアプリ毎に一々行ったり来たりしないといけないのは少し面倒だ。1つの作業に集中できないタイプはあっちこっちふらふらするのでこれは煩わしい。また、グラフィカルな分、1GB しか目盛りのない仮想マシンではやや重く感じられる。

また、いつも通り、LXDE 版も試してみた。こちらのがより使いやすい。だが、これは明らかに慣れのせいである。入っているソフトも Lubuntu とあまり変わり栄えしないのであまり面白味がない。

UbuntuFedora の両方を使ってみた感想としては、使ってみて合った方を使えばいいという事である。どちらが優れているとか劣っているとそういうのはあまり感じられなかった。ただし、慣れているせいかもしれないが、Windows に近いのは Ubuntu のように思われる。