Lubuntu で Ubuntu One を使ってみる

久しぶりのエントリだが、今回はタイトル通り Lubuntu で Ubuntu One を使ってみた。Ubuntu One とは Ubuntu ユーザ向けのストレージサービスであり、アカウントを作ると無料でも5GBのストレージが利用可能になる。

この Ubuntu One だが、Ubuntu ではデフォルトで入っている。しかし、Lubuntu では削ぎ落とされているのである。そこでインストールする必要がある。まぁ apt-get でもしてくればいい。

入れてやると、~/Ubuntu One というディレクトリができる。デフォルトではここで共有を行う形になる。勿論、共有は切断する事もできる。基本的に Dropbox と同じようなイメージでよさそうだ。ただ、何もせずに無料で使えるのが2.5倍となるのはいい。Dropbox で色々やって増やすのが面倒という人にはいいだろう。Ubuntu を使っていればの話だが。

Fedora 17

Twitter でも少し触れたが、Fedora の新しいバージョンが出ていたので試してみた。例によって、実機ではなく VMware 上での使用である。インストールに関しては非常に簡単だったが、基本的には英語なので Ubuntu のがより初心者には優しく思われる。時刻の設定もやや優しくない。

さて、前の16自体あまり試していない事もあるが、それとあまり変わった感じがしない。もっとも、私は内部的な構造が変わってもその違いをほとんど解さないユーザである。その域に達していないわけだ。とはいえ、いくつかのディレクトリが /usr 以下になったというのは分かる。そちらの方が整合性があるような気もする。実用性があるかは知らない。

私が分かるのはあくまで外見的な事である。慣れただけなのかもしれないが、若干 Gnome3 は使いやすくなったような気がする。でもアプリ毎に一々行ったり来たりしないといけないのは少し面倒だ。1つの作業に集中できないタイプはあっちこっちふらふらするのでこれは煩わしい。また、グラフィカルな分、1GB しか目盛りのない仮想マシンではやや重く感じられる。

また、いつも通り、LXDE 版も試してみた。こちらのがより使いやすい。だが、これは明らかに慣れのせいである。入っているソフトも Lubuntu とあまり変わり栄えしないのであまり面白味がない。

UbuntuFedora の両方を使ってみた感想としては、使ってみて合った方を使えばいいという事である。どちらが優れているとか劣っているとそういうのはあまり感じられなかった。ただし、慣れているせいかもしれないが、Windows に近いのは Ubuntu のように思われる。

PCLinuxOS を試す

先日、PCLinuxOSVMware に入れた。まず、標準のデスクトップ環境である KDE のものを入れてみたが、KDE のツールの使い方が分からない。お陰で、入れて最初にやる解像度等の設定がうまくいかなくなった。おまけにあまり軽いとはいえない。

そこで LXDE 版を入れてみる。こちらは Lubuntu を使っているので多少は使い方が分かる。初期設定も特に問題なくできた。その後やるのが日本語化なのだが、これがうまくいかない。Localization Manager を実行すればいいのだが、何回か実行してやっとできた。それでできたと思ったら、日本語化は中途半端だし、フォントは汚い。よくある話といえばよくある話だが、日本語化がある程度しっかりしたものに慣れていると残念に思ってしまう。

使ってみたが、わざわざ Ubuntu 系から乗り換えようという気がしない。まず UI がよくなっていない。Lubuntu と比較すると同じ LXDE なので大体同じだ。また先に挙げた通り、日本語化がいまいちである。更に、Python 2.7 も 3x も mozc もリポジトリに入っていないのは初心者にはちょっと辛いのではないか。

良い点を挙げるとするなら、リポジトリOpera が入っていた点である。また、初めからある程度ソフトが入っている。ソフトを追加せずに使うには悪くないのかもしれない。


毎日更新にしようと思ってまた Linux の感想を書いてみた。次は Fedora 17 が出たら書けばいいかな。

Lubuntu 12.04 を導入した

Twitter でも何回か話に出した事があるが、私は Lubuntu を使っている。

Lubuntu は簡単で軽いものという条件の下ではよい選択肢である。仮想マシンや古いマシンでも動いてくれるし、普段使いが Windows の私でも特に迷う事なく使える。Unity が苦手な人にもおすすめだ。

さて、この Lubuntu は Ubuntu のプロジェクトに含まれたのだが、12.04は LTS ではないようだ。

そのせいなのか、相変わらず不安定である。例えば、Lxkeymap は使う人が多いだろうが、デフォルトでは設定がおかしい。また、ソフトをインストールしても、メニューに追加されない場合がある。こんな状態の OS に Opera Next を載せるととても楽しい事になる。とてもまともに使えたものではない。


折角のはてななのでたまには技術っぽい事を書いてみた。これからもそういう話題を書いて行きたいが、導入したソフトの感想でも軽くまとめればいいだろうか。おいおい考えていきたい。