君と、徒然

要約:
咲-Saki-実写版を楽しめた人は見よう。明日、仙台に行く人は百合展で買えるぞ。アイドルや声優のオタクにもおすすめだ。

17歳と17歳

もう美少女の距離感が最高。借りた本は読み、隣に座った姿は見るのに、同級生達にはピントすら合わない。向かいあってはいても、隣り合う存在ではない。そういった表現がとてもアニメっぽい。
それでいてあまりリアクションのないやり取りは実写的だ。アニメだと動きや台詞がないとリアクションがないように見えてしまうが、現実的には無反応は意識しないとできない。それが実写ではわかってしまう。
要約に書いたように咲の実写版を楽しんで見られた人は楽しいと思う。

21歳と20歳

短編集に載っている漫画っぽいなというのが正直な感想だった。アクション映画のいかにもなポーズも、撮ろうとしても撮れずに目に焼き付けるという表現も、漫画ではよく見る気がする。
それだから、監督はカメラマンだからか、止め絵というものを一番意識したのはこれだった。まだまだ先があるからこそ、一瞬を切り取るカメラを意識させられる。今しかない高校生や少し先まで決まっている30代とは違うんだなぁ。

31歳と30歳

いや、もう、完全に質感アニメでしょ。マウスプロモーションのオタクならわかるでしょ。
3編を通して私はこれが質感トップだと感じた。きっと私にとっての質感は時間を指しいるのだろう。アラサーがメイクを落とさずに車中泊をする、同年代なのに敬語を使ったままでいる、公園を回るという猶予を作る、来週のコンサートを楽しみにする。ある程度の結果がわかっている時系列だ。そうした点に惹かれてしまっている。
そして、そんな情景を切り取るのが写ルンですなのだ。写ルンですはチープな上に現像が面倒くさい。しかし、ちょっと先を予約したとも言えるのだ。なんて終わらせ方に合ったオブジェクトなんだろう。



無自覚な時点で下妻物語が好きで、意識してから咲の実写版を好きになった私にはとても合っている映画だった。アニメやゲームがライヴや舞台をやる時勢だから成立した企画だとすればいい時代になったものだ。益々ポニーキャニオンへの信頼が増してしまった。



このタイミングでWake Up, Girls!のファンになった

これまでWake Up, Girls!のライヴに意識して行った事はなかった。これだけ人気のユニットだから目にする事はあったし、レベルが高いユニットだという認識もしていた。一部のメンバはプリパラやナナシスにいるから好感も抱いていた。一昨年の新章も好きだったからいつか行きたいユニットの1つだった。5月にツアーが発表された際には近くでいい所があればなぁくらいの気持ちはあった。

それが6月の解散発表で変わった。1年しない内に終わってしまう。行かないと見ずに終わるユニットになってしまう。やっと絶対に行くユニットになった。

そして、運よく大阪公演に3公演参加できた。


すごかった。個人での活動や客演等を見ているからレベルはわかっているつもりだった。しかし、それは各人のレベルを知っているに過ぎない。ユニットの雰囲気というものを全く理解していなかったのだ。

ユニットとしての活動では誰がどういうポジションなのかはとても大事だ。時間があればだんだんと定まってくるものだ。しかし、レベルの差が大きすぎるとそうも行かない。WUGレベルの人が他のアイドルコンテンツに行くと大抵リードする側だ。

WUGではそれがない。それぞれのキャラクタを出せる。本来のポジションのようなものが見えてくる。

他メンバのMCでも観客と目を合わせてくる高木さんとか、爆レスして推し変を確定させている山下さんとか、実は話を回すポジションの田中さんとか、可愛がられて照れさせられる吉岡さんとか、あの集団の中ですらダンスの上手い永野さんとか、ファンを掌握したがる奥野さんとか、ぬるっとしたトークをする青山さんとか、そんなものを私は知らなかった。それぞれのメンバを見る事はあっても、Wake Up, Girls!というユニットを見た事はなかったのだ。


まだまだ知りたい、もっと魅力を見たいと思っている内に3公演が終わった。そう思えるコンテンツが多くない事がわかってきただけに寂しくなってしまった。もう次の機会はファイナルライヴしかない。それが終わったらもう解散なのだ。

しかし、意外と後悔はない。好きになって終わりを迎えられる方がいいと思っている。単純にそれだけ魅力的な公演だった。見てよかったと心から思ったのだ。

そして思い出のパレードを目に焼き付けたい。寂しいけれど、それ以上に楽しみでならないのだ。きっと素敵なものになると確信している。

2018年参加イベント10選

Eventernoteによると2018年は84件のイベントに参加していた*1らしい。今回はその中で特によかったもの10件を選んだ。

4U 1st Live!!! 「The Pres”id”ent 4U」 in Osaka&Tokyo

ナナシスの中では4Uの曲調は特にライヴ映えする。そんな4Uの単独ライヴは圧倒的に楽しいと思っていた。しかし、予想を遥かに超える楽しさだった。2018年で一番楽しいライヴだった。

オールスタンディングという形式が4Uと相性がよすぎる。煽られて応えるのはとても楽しい。特に大阪は最前というのもあって滅茶苦茶な楽しさだった。

ライヴ感というのもこの年では群を抜いていた。まさかアンコール曲をその場の意見を聞いて決めるとは。やっぱりLucky☆Luckyは楽しすぎる。

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ワルキューレ 3rd LIVE 『ワルキューレは裏切らない』at 横浜アリーナ

2018年に参加したイベントの内、最も総合力の高かった現場はどこか。そう問われたらワルキューレと答えるだろう。曲自体からして強いのに、歌唱やダンス、舞台装置等を含めて全てが豪華でエンタテインメントとしてよく出来ている。

しかも見る度にパフォーマンスがレベルアップしている。パフォーマンス自体が声優ユニットとしてはとんでもないのに、更にその成長まで楽しめてしまう。恐ろしいユニットだ。特にJUNNAさんと鈴木みのりさんの成長が著しい。どんどん歌えるようになっていくし、盛り上げ方もうまくなっていく。それをライヴ毎に感じられるのだ。なんて楽しい現場なんだろう。

新曲もいい。どれもいいが、劇場版から好きだったチェンジ!!!!は特によかった。まさか劇中のライヴシーンを完全に再現するとは予想以上だ。

また、ムービングステージを初めて見た。あれはとてもいいものだ。トロッコもいいけど、舞台毎動いていくというのがとても格好いい。

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アイカツ!ミュージックフェスタ in アイカツ武道館!

1つの終わりを感じた。そして続いていくものがあるというメッセージが残った。

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TVアニメ「刀使ノ巫女」真の太刀

好きな声優さんが好きなアニメのイベントをやってくれる。それが大好きなんだと再確認できた。

2クールのアニメだと演者も視聴者も思い入れが深くなる。それに応えてくれるイベントだったと思う。やはり2クールアニメはいい。

Re:ステージ!PRISM☆LIVE!!~2nd STAGE~ Ready for Dream

3時間という公演時間から予想した通り、既存曲全てをやりきった。全曲ライヴはいいものだ。

私はオルタンシアができた辺りのライヴからリステに通うようになったが、今では5ユニット18人体制のそこそこ大きな規模のコンテンツになった。会場としても1年半で300の箱から1000の箱になったのだ。間近でこうした変化を見ていると感慨深いものがある。そうした変化の一方で継続して生バンドというのは嬉しい限りである。半分以上リステの曲を作っているであろう伊藤さんがいるというのは結構な安心感がある。

こうしたコンテンツでは主要メンバは新人がで追加メンバは即戦力というキャスティングになりやすい。リステもそうなっている。こうしたキャスティングだと結果的に追加メンバの方が場馴れしているという事になる。実際、1st STAGEではそうした差を感じた。しかし、今回はそんな事はなく、どのユニットも実力が発揮できていたように思う。

そして今回はアニメ化という大きな発表があった。その告知をしてからの367daysという流れはとてもストレートでリステっぽい。そんな泣いて当然な流れで牧野天音さんの「舞台では泣かないと決めている、嬉し泣きをしているファンも笑顔にさせたい」という言葉が滅茶苦茶刺さってしまった。こんな事を言われたらファンになってしまう。

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Tokyo 7th シスターズ メモリアルライブ『Melody in the Pocket』 in 日本武道館

エモい。2018年で最もエモいライヴだった。

当日は快晴、これは僕らは青空になるの再現だな、というジョークも馬鹿らしくなるくらいの暑さだった。しかし、円陣から始まるあの登場で悟った。もう気候すら合わせてきたの。勿論、スタートは「僕らは青空になる」からだ。滅茶苦茶にエモい。もうジャケットのまんまなのだ。

しかし、それからは意外と普通だ。普通というか、素晴らしいけどいつも通りなのだ。777の定番曲や各ユニットの曲はやはり素敵なものだし、圧倒的地力を誇るCi+LUSの2人はとても新規のユニットとは思えない。まるで中途加入を前提としたかのようなキャスティングだ。QOPの新曲を挟んだ流れな圧倒的に盛り上がりを見せてくれた。いつものようにライヴの途中で挟まれる告知もとても嬉しいものばかりだ。しかし、ここまでは構成としてはいつも通りなのだ。

しかしそんな中、センターステージに1人だけゆっくりと上がってきた。その瞬間にメモリアルの意味がわかった。誰が何をするかもわかった。春日部ハルの「またあした」しかありえない。どこでも歌われてこなかったあの曲はここで披露するしかないのだ。しかもハルのソロとしてだけでなく、777の「またあした」になった。そうして「スタートライン」→「FUNBARE☆RUNNER」→「STAY☆GOLD」という流れに。この流れが滅茶苦茶気持ちいい。物語をそのまま追体験している。特に最後の「STAY☆GOLD」のラストのサビの明転、すかっとした。気分が晴れるというのはああいうもののことを言うのだろう。

ナナシスのライヴは流れはあっても物語はそれ程ない。茂木さんは曲順に意味を込めるタイプだと思うが、演出的にはユニット毎にバトンタッチしていく事があるくらいだ。しかし、今回は明確に物語を作ってきた。ライヴタイトル自体「メモリアルライブ」と銘打っている。というのも、2018年はハルやムスビ、ロナといった主要メンバの誕生年である。そこで武道館という大きな舞台で改めてスタートラインを迎えたという物語を作ったのだ。

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Tokyo 7th シスターズ 4th Anniversary Live -FES!! AND YOUR LIGHT- in Makuhari Messe

武道館を終え、構成からして大きく変わった。今回はフェスというコンセプトで出演者が日によって違うものになった。しかも2日目は大西さん抜きで777をやる事になった。もはや揃っただけでもありがたいというキャストになったと喜ぶべきなのだろう。曲数も増えたので色々聞きたい身としては嬉しい面もある。

day 1はまずセブンスシスターズが強すぎる。FALLING DOWNもやって欲しかったが、5曲やる時点で破格の扱いである。フェス形式と人気がうまく噛み合った例だろう。1曲しかないSU♡SUTA(きゅうとな)もフェス形式なら馴染む。結果として半分に分けたのは正解なのだろう。

day 2はまずKARAKURIの登場だ。2nd以来の待ちに待ったKARAKURIだ。登場しただけでも嬉しいのに持ち曲を全部やってくれる。こんなに嬉しい事はない。双子ユニットだから2人分やる必要があるのにそれをこなす秋奈さんの力量はやはり素晴らしい。また、新ユニットのCASQUETTE'Sもこれまでにない雰囲気で面白い。例によって大地葉さんに感謝だ。

全般的に安心して見られるいいコンテンツになった。特にCi+LUSは2回目なのにもはや安定感すらある。キャストの経験が最も生きたユニットになっている。

8beatStory♪ 2_wEi 1st LIVE 「Driven to Despair」

2018年で最も激しいライヴだった。年初に4Uより激しいライヴなんて早々ないだろうと思っていたし、ライヴハウスに入るまでは甘く見ていた。しかし中に入った瞬間に空気感がいつもと違うと感じた。その予感通り2018年で一番激しく熱いライヴだった。

このライヴは キャラクタのライヴである事が通底されており、キャストの自己紹介すらない。歌は勿論、MCも2_wEiとして行うものだった。お渡し会等の席は別だが、2_wEiはエビストの4thでも同様の扱いであった。ライヴ会場にキャラクタを呼び寄せる(または観客が向こう側へ行く)という趣が強いのだろう。

実際、野村さんと森下さんにはそれをやるだけの力量がある。QOPを見ていれば野村さんの歌唱力はわかるだろう。その低めで力強い歌声に森下さんの高めで跳ねるような音はよく合っている。ユニットとしてとてもいい組み合わせだ。また、2人ともナナシスとデレマスという大きなコンテンツに出ている為か、非常に手馴れている。盛り上げ方もうまい。単独ライヴするのも納得のレベルだ。

そんな2人のライヴなのだから熱く激しくなるに決まっている。1時間という長くはない時間ではあったが、終わって外に出ると寒いくらいに汗をかいていた。激し目のライヴが好きな人は是非来てみて欲しい。これまでと同様なら3月のライヴもチケットが一般販売されるだろう。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 2ndスタァライブ ”Starry Desert”

2018年で一番頭のおかしいライヴだった。殺陣を含めてレヴューを完全に再現してしまったのだ。

アニメ化直後である為、レヴュー曲をやらない選択肢はないが、前奏間奏後奏が長すぎるレヴュー曲はライヴという形式ではやりづらい。その為、座らせるくらいの事は予想していた。しかし、あれはレヴューの完全再現だ。とんでもないものを見てしまった。ライヴを見に来たと思ったらミュージカルを見ていたのだ。驚きすぎてぽかんとしてしまった。

舞台に行くしかないと思わせるというビジネス的な観点でも素晴らしい。あれを見たら舞台に行ってしまう。スタァライトされてしまうのだ。「スタァライトしちゃいます!」が再現されたのだ。

こうしたとんでもないものを見てから小山百代さんの「舞台少女は日々進化中!」は強すぎる。本当に舞台少女として進化しているのだ。そうした姿は観客を舞台に魅せられた一人にしてしまう。正に少女歌劇☆レヴュースタァライトだった。

石原夏織 1st LIVE「Sunny Spot Story」

2018年のイベント納めがこれでよかった。石原夏織さんのファンでよかった。しみじみとそう思った。

事前に出ていたアルバムもよかったし、キャリさん自体のパフォーマンスもいい。それは知っていたつもりの事だったけど、実際に目の当たりすると想像以上の魅力があった。ただただ素敵だなぁとこがれるばかりになっていた。

普段はコンテンツのライヴばかりに行っているのに、今回に限ってはリリイベに行ってバースディも行っていた。文脈ができてしまっていたのだ。その上であの姿を見ると評論家のように語れない。ただ見に来たのではなく、ここまで来たという気持ちになってしまう。

特に主演する色づく世界の明日からの主題歌17才のカバーではそれを特に感じた。声優のアーティストデヴューで自身が主演するアニメの主題歌を歌う事はよくある。しかし、そういった場所にいるのはそう簡単な事ではない。それでもキャリさんはそうした場に立てた。私はそうした場に同席できてよかった。ただただ感謝するばかりだ。

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その他よかったもののの感想も簡単に記しておく。

小倉 唯 2nd LIVE TOUR「Platinum Airline☆」

物販のトランプが可愛いし、衣装も可愛いし、デザインがいい。

Megumi Nakajima Live Tour 2018 “Curiosity of Love”

お酒を飲みながらゆっくり聞けるライヴは最高。

プリンセス・プリンシパル STAGE OF MISSION」

双六でわちゃわちゃしたり、本物の歌手を連れてきたり、続編決定の発表をしたりと、まとまりがないがそれが面白いイベントだった。

8beatStory♪ 8/pLanet!! 2nd Anniversary 4th LIVE 「On the pLaNET!!」

メインステージの他にサイドステージがある現場は初めてだった。スタンディングだったから推しに合わせて移動するという形式に実質的になっていたが、そうした形態は楽しいものだ。

少女☆歌劇レヴュースタァライト 1stスタァライブ “Starry Sky”

舞台を見ずに参加したが、これはアニメも当たるなと思った。舞台という大きな経験値が見事に発揮されていた。

AZK’s presents —ViVASHER!!—

澁谷さんが自分のやりたい事をやってくれて嬉しい。

プリパラ&キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR み~んなでアイドルやってみた!

ノンシュガー! 新曲! 優勝!

i☆Ris 6th Anniversary Live ~Lock on♡ 無理なんて言わせないっ!~

ストーリー仕立てという初の試みは面白い。実質プリキュアだったし、次はプリキュアに出て欲しい。久保田さんの「隆聖さんでしょ?」に笑った。81ならではだ。

AiiA presents' 舞台『刀使ノ巫女

初めて2.5次元舞台というものを見た。正直、刀使ノ巫女はとても好きなアニメだけに不安もあった。しかし、そんな不安は無用だった。原作ファンも完全に楽しめる作りだった。次もこのキャストで波瀾編をやってほしい、もっとこうした舞台が見たい、そう思えるくらいいい出来だった。またやってほしいなぁ。

み~んなでキラッとプリティーライブ2018

まさかあの3人が出るとは。このシリーズは本編でも因縁から逃れられないという話をやるのだが、ライヴでもそういった宿命めいたものを感じてしまった。



10選と言いつつ、20選してしまった。イベント数としては27件書いてしまった。今年もこれくらい書けるだけ魅力的なイベントに参加したい。

22/7 「あの日の彼女たち」day01-08

やや遅くなってしまったが、あの日の彼女たちが8人分揃ったので感想を書いていく。何故かday06からチャネルが22/7からアニプレックスに移ってしまったのでリンク集と思って頂ければ幸い。

day01 滝川みう

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始まりは雪の積もった屋上。聞こえるのは風の音ばかり。なんとも味気ない世界だが、みうに色がないと言っているようにも思える。しかし、ニコルがドアを開けた瞬間、みうに日が差し一気に鮮やかになる。数刻だけ鮮やかな世界が現れる。そこにニコルは足を踏み入られない。上げた足を後ろに戻してしまう。

ニコルはアイドルらしいアイドルで、アイドルらしいアイドルになろうとしているように見えるキャラクタだ。そんなニコルだからこそみうの時折見せる鮮やかさに息を呑んでしまう。ともすれば気圧されてしまう。もうこの時点でMVで特別な2人として扱われているのも納得がいく。実にアイドルアニメらしい、アイドルだから気づけるアイドル性の話だ。

day02 河野都

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前回とは打って変わって明るい画。ご機嫌に鼻歌なんか歌ってただのデートである。day06でもそうなのだが、この組は本当にただデートをしている組なのだ。公開当初は色々考えようともしていたが、day08まで一周した結果としてはただのデートする子達としか言えなくなってしまった。ただのデートをする2人だ。

day03 立川絢香

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低音で電車の雑音をかき消しながら絢香が車両の中を進んでいく。いきついた車両には寝息を立てたジュンしかいない。それに気づいて初めてイヤフォンを外す。寝ているのを確かめるように頬に触れてから、声をかける。ここからずっとジュンを見ない。慣れているのか、ポッキーを渡す時も見ない。しかし、ジュンが降車駅だと言うと「好きな人いる?」と聞き始める。結局ジュンから絢香はどうなんだと返されると「いとこのお姉さん」と応える。この時に初めてジュンを見る。電車の発車音を聞いてから見る。

絢香は誰もいない電車からジュンを降ろさないようにしたのだ。好きな人を聞かれた際の反応を見る限り、ジュンは車両に誰かいたら恥ずかしがって取り合わなかっただろう。絢香は全てわかっていてやっていたのではないか。制服も違えば電車の方向すら知らない相手にそれをやっていのだ。元々あったセクシー担当ってどういう意味なんですかね。

day04 佐藤麗華

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ちょっと珍しそうな緑背景の証明写真。そしてトレーニングルームの鏡。今回はレンズを通して、鏡を通してキャラクタを描いていく回だ。アイドルとしてどう見られているかを描くアイドルっぽい回とも言える。半分やってそれぞれの組み合わせの特徴を出そうとしているのかもしれない。その中でアイドルとしての顔を選択するのはリーダー回としては正しそうだ。

そんな役回りになってしまったからか、どうもこの2人は仕事として仲良くできる相手という関係が見える。特に桜は優しくしてくれるのだろう。麗華はそれに甘えてしまっているのではないかというのがday08かもしれない。

day05 斎藤ニコル

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初めてBGMがついた。みうが自身のお当番回ではそら寒い屋上だったのに、光があって色があって音楽があって心情が見える。day01とは対照的だ。しかし、様態は変わらない。着ているものは同じで、そしてみうの瞳はニコルにしか映らない。day04でユニットが揃ったポスターがあったが、それでもみうの目は隠れたままだ。MVのように演出としてアイドルとして見られる時にみうの瞳の輝きはニコルにしか見えないとでも言うのだろうか。

それでいて同じステージを立つであろうみうにはステージでは自分の事しか考えていないと言う。雑誌にどう答えていたかも覚えているだろうし、他メンバーとも答える程度の器量はあるだろう、それでもみうには自分の事しか考えていないと言う。自分の事だけ考えていないと目を離せなくなるという話をやりたいかのようだ。

day06 丸山あかね

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ただのデート回その2。いや、ただのカップルじゃん。本当に何をやっているんだ。絵柄を除けば、この子達だけきらら系アニメのサブのカプのやり取りだよ。

day07 戸田ジュン

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妙に生活感のある話。足りない食材を買いに行って、アイスを食べながら一緒に料理して、これが私の夏かとつぶやく。夏休みに実家に帰省するジュブナイル物みたいなシチュエーションだ。

day03の時と打って変わって、ジュンに対する絢香の態度がとても柔らなくなった。普通に目を合わせるし、軽口も言う。嫌いな食べ物はわからなくても好きな食べ物はわかる。そのくらいの関係に変わった。服装から考えるとday03が夏前(秋口の可能性はある)でday07が真夏くらいか。最短で数ヶ月といった時間の経過があれば関係はいくらでも変わる。それが見られるなら見たい。

また、この回の舞台は誰の家か考えるのも楽しい。絢香は東京出身だから1人暮らしとは考えにくいが、家庭の事情もあるだろう。夏らしい事をした事がないから夏らしい事がしたいと言ってしまうような家庭環境かもしれない。ジュンの家に絢香を呼んでいるという事もあるだろう。それにしてはジュンの格好がおかしい気もするが、時間がすっかり昼だから朝から食材を買いに行っていたと思えばわからなくもない。勿論、同棲しているという線も捨てがたい。

いずれにせよ、2人共髪をやっている時点で朝から一緒に買い物に行って、ジュンが作り始めたら足りないものがあって絢香が買いに行った程度のシチュエーションは作れてしまう。

day08 藤間桜

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公開の季節に合った秋の渋谷。見る人が見ればどこの歩道橋かわかるだろう。高校生としてはやや子供っぽいような遊びに興じている。しかし、これも桜の気遣いのようだ。明日のライヴに不安を抱えた麗華の気を紛らわせたかったのだろう。ただ、そこまで大人でもないのかむっとしたりする。

リーダーはリーダーとして悩んだり考えたりする事もあるだろうが、そんなリーダーの近くにいる桜も大概割りを食うポジションなのかもしれない。そもそも1人だけ先行してYoutuberをやったり英語担当になったりと担当範囲が広い。能力にしても気遣いにしても器用だから苦労するタイプの典型みたいだ。



アイドルとアイドルの関係を描くものとしてはとても魅力的な映像化なので次も是非期待したい。ナンバリングとしては後90本以上作れるんだからお願いしますよ。

理解者 (Special Edition)

理解者 (Special Edition)

Tokyo 7th シスターズ 4th Anniversary Live -FES!! AND YOUR LIGHT- in Makuhari Messe サイリウムカラー

簡単にまとめておく。初登場のCASQUETTE'S辺りはグッズからの印象で書いているが、グッズと同じカラーを降られるとは限らないのでなんとも言えない。Ci+LUSは黄色と緑が半々くらいか。

777☆SISTERS PASTEL BLUE
春日部ハル PINK WITCH NUMBER 4 PINK
天童寺ムスビ PASTEL BLUE
角森ロナ YELLOW WITCH NUMBER 4 PASTEL BLUE
野ノ原ヒメ ORANGE WITCH NUMBER 4 YELLOW
芹沢モモカ EMERALD GREEN WITCH NUMBER 4 EMERALD GREEN
臼田スミレ PINK
神城スイ BLUE
久遠寺シズカ GREEN
アレクサンドラ・スース VIOLET
晴海サワラ EMERALD GREEN
晴海カジカ RED
晴海シンジュ VIOLET
Le☆S☆Ca
上杉・ウエバス・キョーコ WHITE
荒木レナ BLUE
西園ホノカ YELLOW
The Queen of Purple VIOLET
Ci+LUS YELLOW/GREEN /
CASQUETTE'S ORANGE
4U
佐伯ヒナ ORANGE
鰐淵エモコ YELLOW
九条ウメ PINK
KARAKURI VIOLET
空栗ヒトハ・フタバ VIOLET
セブンスシスターズ PASTEL BLUE
七咲ニコル PASTEL BLUE
羽生田ミト BLUE
御園尾マナ PINK
寿クルト GREEN
若王子ルイ YELLOW
遊佐メモル VIOLET

また、曲毎にカラーの傾向のあるものは次の通り。

777☆SISTERS 僕らは青空になる PASTEL BLUE
Snow in "I love you" White
ハルカゼ~You were here~ PINK
WITCH NUMBER 4 SAKURA PINK
サンボンリボン Clover × Clover GREEN
Le☆S☆Ca YELLOW YELLOW
タンポポ YELLOW
ひまわりのストーリー YELLOW
トワイライト BLUE
Behind Moon BLUE
The Queen of Purple Fire and Rose RED

君は円周率の近似値を知っているか?

答えは22/7=3.142857142857*1というわけで、割り切れないアイドル22/7のMV紹介だ。まずは次の動画をご覧頂きたい。

www.youtube.com
www.youtube.com
www.youtube.com

すごくないか? 最近は3DCGのアニメが増え、アイドルコンテンツではよくよくCGを作られる。Vtuberで更に触れる事も多くなった。多くの人が見慣れている。だからこそこのクオリティの高さがわかるはずだ。好きな人なら制作会社やスタッフまでわかるかもしれない。そう、制作はタツノコプロで乙部さんのチームである*2プリティーリズムやプリパラを見ている人ならこの出来も納得できるだろう。今回はこれまでに出た3作のMVについて振り勝っていく。


まず1作目の「僕は存在していなかった」は結構大人し目のMVである。曲も画面も落ち着いている。しかし、キャラを8人まとめて出して、校舎があって、日が沈んでいくのである。しかもモデルの破綻もない。これだけでも力の入れ方が尋常ではない。

22/7ではキャラクタPVの「あの日の彼女たち」も出している。これを見てから見直してみるとそれぞれのキャラクタもよく出ている。クールなようでいて一番表情が変わっているニコル、1人残されてもぽつんとしない桜、ちゃんと椅子に座れないジュン等キャラクタを把握してから見るとまた面白さがある。


2作目の「シャンプーの匂いがした」は前回と打って変わって動のMVだ。全てが明るくできている。表情も背景もコロコロ変わる。ダンスパートと日常パートのメリハリがよく、仕草は一々可愛い。四季の変化も享受すべき明るさを備えている。とても楽しい構成だ。こうした表現の変化が可能だったのは建物やキャラの基本的なモデルが1作目でできていたからだろう。

表情を崩されるみうや聞こえない聞こえないとする麗華は「あの日の彼女たち」でもない描写であり、時系列の変化を楽しめそうだという期待もさせてくる。


そして最新作である「理解者」。3作目は前2作と大きく趣が違う。まず学校の外に出た。初めての外ロケは渋谷駅近郊である。センター街がよくモデリングされている。街の構造がほぼ完璧に再現され、変名に意味がない程だ。一方で通行人はのっぺらぼうで緩慢な動きをしている。それでいて歩行としては完璧だ。何しろスクランブル交差点で人を避けない。

アイドル達のモデルとしてはダンスシーン以外で横顔を映して歌う麗華のカットが印象的だ。正面からの可愛いモデルを作っても側面からも可愛いとは限らないし、止め絵でかわいいモデルと踊らせて可愛いモデルを1つのモデルでやるのは難しい。しかし、3作目にしてそれができてしまった。すごいを通り越して恐ろしくなってくる。

ダンスパートも動きが激しくなっているのでキャラクタそれぞれが出ている。特にサビのあかねは目立って激しいが、実は後列の都も激し目だ。ジュンの動きがちょっと速かったり、絢香が遅かったりもしている。キャストがアクターなのでモーションキャプチャでのディレクションもあるのかもしれない。

また、演出もこれまでとちょっと違っている。アイドルらしく周囲の環境を変化させるような演出をしている。人を消し、街頭以外の光を消し、その後に一気にライトアップする。とてもアニメっぽい。日がゆっくり沈んでいったり、四季の移ろいを表現するのとは全く違う。

台詞らしいパートが挿入されるのも独特だ。それもセンターのみうではなく、ニコルにである。1stと3rdでみうとニコルは2人ぼっちのような印象を受ける。day01, 05もそれが補強されそうなエピソードだ。それでいて2ndでみうは絢香といたりする。時系列が違うのか、そもそもこれも演出なのか。今後明らかにされていくのだろうか。


総じてカップリング的な面は「あの日の彼女たち」の方が強いのだが、先述の通りみう周りはニコルだったり絢香だったりとMV毎に変化があって面白い。また、MVは「あの日の彼女たち」と違ったカプが見られるという魅力もある。麗華とあかねは特にそう見える。そうでなくとも、わちゃわちゃしているのが好きならシャンプーの匂いがしたはとても楽しいだろう。


所で、曲調の変遷がモデルにもいい効果を出しているように思う。「僕は存在していなかった」は曲調として大人しいから表情の変化もあまりない。キャラクタとしてもCGモデルとしてもベースラインの表情と言える。次の「シャンプーの匂いがした」は打って変わって明るい曲調だから表情も景色も動かしていく。直近の「理解者」はサビでは激し目なので静と動の双方が必要とされる。モデルの作り込みにいい変化と言えないだろうか。


今回はMVから22/7を紹介した。アイドルCGが好きな人なら楽しめると思うので是非ご覧頂きたい。カップリングが強い「あの日の彼女たち」についてはまた後日書きたい。

ナナシスイメージカラー [Tokyo 7th シスターズ メモリアルライブ 『Melody in the Pocket』 in 日本武道館]

4th向けを書いた。
yyasui.hatenablog.com

Tokyo 7th シスターズ メモリアルライブ 『Melody in the Pocket』 in 日本武道館に向けてサイリウム/ペンライトの色をまとめていく。今回はおおよそライヴの印象を中心にまとめている。
WNo4はユニット時に変わっている印象もあるのでそこだけ2通り付してある。
Ci+LUSははっきりしないが、シトラスなので黄色系になるだろう。

777☆SISTERS PASTEL BLUE
春日部ハル PINK WITCH NUMBER 4 PINK
天童寺ムスビ BLUE
角森ロナ YELLOW WITCH NUMBER 4 PASTEL BLUE
野ノ原ヒメ ORANGE WITCH NUMBER 4 YELLOW
芹沢モモカ EMERALD GREEN WITCH NUMBER 4 EMERALD GREEN
臼田スミレ PINK
神城スイ BLUE
久遠寺シズカ GREEN
アレクサンドラ・スース VIOLET
晴海サワラ EMERALD GREEN
晴海カジカ RED
晴海シンジュ VIOLET
Le☆S☆Ca
上杉・ウエバス・キョーコ WHITE
荒木レナ BLUE
西園ホノカ YELLOW
The Queen of Purple VIOLET
Ci+LUS YELLOW

また、曲毎にカラーの傾向のあるものは次の通り。
もはやLe☆S☆Caは黄色か青を降っておけばいいような雰囲気だ。恐らく新曲のひまわりのストーリーも黄色と思われる。

777☆SISTERS 僕らは青空になる PASTEL BLUE
Snow in "I love you" White
ハルカゼ~You were here~ PINK
WITCH NUMBER 4 SAKURA PINK
サンボンリボン Clover × Clover GREEN
Le☆S☆Ca YELLOW YELLOW
タンポポ YELLOW
トワイライト BLUE
Behind Moon BLUE
The Queen of Purple Fire and Rose RED

3rdのBDを見ながら記事を書いていたらもう最高のライヴに気分になってきた。