Lubuntu 15.10を入れてmikutterが使えるようにした
先日、Ubuntu 15.10がリリースされ、そのファミリーでデスクトップ環境にLXDEが使用されたLubuntu 15.10がリリースされたWilyWerewolf/ReleaseNotes/Lubuntu - Ubuntu Wiki。インストールした際、ビデオカードのドライバとIMEで面倒な所があったのでそれをまとめておく。環境は以下の通り。
CPU | Intel Corei5 6600T |
メモリ | 12GB |
GPU | GeForce GTX 750 Ti |
ディスプレイ出力 | GPUからHDMI |
既存OS | Windows 10 Home |
インストール
これはインストーラに従うだけなので適当にやればよい。ただ、LubuntuはインストーラがUbuntuのそれとはちょっと違うのでデュアルブートする際のGrubのインストール先などは明示的にする必要がある。
私はWindows 10とデュアルブートしているが、特に悩むような所はなかった。UFEIで躓くケースもあるようだが、有効にしていなかった為、無関係だった。
GPUドライバの問題
使用しているGPUの種類にもよるのだろうが、ディスプレイ出力が狂ってしまう。
Lubuntu 15.10 menu pic.twitter.com/O3LJwA1LV5
— 安井 (@yyasui) 2015, 10月 23
UbuntuではnouveauというNVIDIA向けのドライバがインストールされるので表示自体はFHDでされていたが、何らかの問題があるのだろう。仕方がないのでnouveauをNVIDIA謹製のドライバに入れ替える。詳細は本家wikiを参照(
BinaryDriverHowto/Nvidia - Community Help Wiki
)。簡単な手順は以下の通り。ドライバはubuntu-driversの結果から適宜合ったものを使用する。
sudo apt-get --purge remove xserver-xorg-video-nouveau sudo add-apt-repository ppa:xorg-edgers/ppa sudo ubuntu-drivers devices sudo apt-get install nvidia-352
IMEを使う
15.10からはデフォルトでfcitxがインストールされるようになった。ただ、私は英語版を使用しているのでmozcやなんかのインストールからする必要があった。また、15.10特有の事象に対しても対処する必要がある。基本的にはjapanese teamのwikiを見れば済む(
UbuntuTips/JapaneseEnvironment/Fcitx - Ubuntu Japanese Wiki
)。
- まずmozcが必要なのとフロントエンドも必要だがどれ必要なのか考えたくなかったので取り敢えず全部入れる。
sudo apt-get install fcitx-mozc fcitx-frondend-all
- [Preferences] > [Language Support]からKeyboard input method systemをfcitxに変える。
- fcitxのConfigureでmozcを使うように設定してやる。
mikutterを入れる
悩む必要が一切ない。Ubuntuのリポジトリにはmikutterが含まれている。
sudo apt-get install mikutter
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