Tokyo 7th シスターズ 3rd Anniversary Live 17’→XX -CHAIN THE BLOSSOM- in Makuhari Messe 感想
先日参加してきたナナシスライヴの感想を書いていこうと思う。2日間3公演に渡っており、どれがいつという記憶がごちゃまぜなので曲順は正しく、時間軸はごちゃまぜに書いていこうと思う。
今回の席は1日目は3階上手、2日目昼はアリーナ下手センターステージ寄り、2日目夜は3階下手だった。2日目昼は特によかったが、3階は3階でそんなに悪くはなかった。内容がよければ席が関係ないだけのような気もするが。
開始前
中に入ってフラワースタンドを見ていると、兎に角多い。通路をどこまで歩いてもフラスタが並んでいた。数十mはあったんじゃないだろうか。ハルカゼに合わせて作ったんじゃないかってものまであって、とても楽しい。
開始前恒例の注意アナウンスはクルトだった。前回の2ndではマナだったが、今回はそこから引き継ぐような表現であった。なお、注意の内容は3公演とも一緒だったと思う。恐らく注意アナウンスは録音だろう。
注意内容はどこでも聞くような内容であったが、服を脱いではいけない*1という項目に対する観客の「えー!!」といった反応が公演毎に増して行って面白かった。
SEVENTH HAVEN/FALLING DOWN
恒例のカウントMVとともに音楽が流れる。その時点で何をやるか確信していた。そもそも、いくらかのキャストから最初からやばいといったつぶやきがされていたから予想はしていたのだ。誰もがそう感じるユニットなんて決まっている。セブンスシスターズしかない。私は2ndの場にいたのだ。
ステージに6人が浮かんで、火花が散って、もう格好いい格好いい最高しかなくて、最高だった。見ている瞬間にはすごい格好いい最高くらいの語彙力しかない。好きなものを見に行くといつも語彙力はなくなるし偏差値は2になる。
曲としてはFALLING DOWNはナナシスの中で一番好きなのでまた聞けて嬉しかった。ルイ王子とハミィ閣下のソロが格好よすぎる。
衣装も各人の個性が出ていて非常に魅力的だった。今回の衣装の中で一番好きなユニットかもしれない。特にルイ王子はやりすぎだろうと思った。好き。
H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!/Cocoro Magical|Snow in "I love you"/KILL☆ER☆TUNE☆R
この辺りの曲を聞くとああナナシスなんだなぁという安心感がある。特にH-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A!!はその気持ちが強い。セブンスの興奮からクールダウン、とはちょっと違うけど、戻ってきたという感覚に陥る。
KILL☆ER☆TUNE☆Rは突然レスポンスを求めてくるものだから若干面食らったけど、前もあった事を知っている人はそれなりに対応できていたし、3公演目にもなると多くの支配人が自然と返すようになっていた。複数公演になると演者は勿論、観客の変化も見て取れて面白い。
777☆SISTERS自己紹介
今回は指名制の自己紹介。でも最初にあてられたのはロナで、またもやトップバッターである。2ndでは自分から名乗り出て、3rdでは当てられてもそれなりに対応し、着実に慣れていっているように思う。ロナというキャラクタがライヴ毎に成長する様のようでとても素敵だ。
ムスビをシスター呼びするスースは最高だし、2日目公演でのシズカとヒメの頑張りまっせは新しいカプを予感させるし、シィちゃんへの振りは中の人が多分に漏れている感じがしてよかった。支配人に読んで欲しいハルも可愛い。
一通り自己紹介を追えると次のユニットを呼ぶ段に。2日目では自動で黄色になっていた。
タンポポ / Behind Moon | トワイライト
2.5の時はちょっと不安定で心配もしていたLe☆S☆Caだけど、もうすっかりアイドルだった。キャストの変化が見られるいいタイミングで参入できたと思う。今では2.5の寒空も懐かしい。
中でも藤田さんは安定感があるなぁと思った。アイマスの方もあるし、単純に場馴れしているのだろう。ただ、植田さんみたいに転んでしまうというのも1つの魅力になり得るとも思う。
タンポポの方は「君だよ」ができてよかったです。
Le☆S☆Ca自己紹介
777と違って自己紹介というよりもキャラ同士の掛け合いと言った雰囲気だった。人数が少ないからこそできる内容である。
また、衣装紹介もよかった。今回の衣装はトワイライトをイメージしたのか、ダークブルー基調で落ち着いた感じ。キョーコだけ衣装が違うってのがいいし、脇の2人が可愛い可愛い言っているのもいい。スパッツだからいいとスカートの中を見せる吉井さんはキョーコなのにレナみたいだった。
You Can’t Win | オ・モ・イ アプローチ
ストラップもそうだけど、NI+CORAは人気出るよなぁというのを再確認した。とてもバランスがいい。
そして人は美少女に撃たれるのが好きなのだ。
お願い☆My Boy | AOZORA TRAIN
兎に角衣装がいい。ユニット衣装の中でも屈指の出来だと思う。幾何学模様の生地に個人のカラーがあしらわれており、よく見ると他のメンバの色も落としてある。後のMCで紹介はされるが、こんなの近くでないとわからない。センターステージ近くの席でよかったと思う瞬間だった。
ラバ×ラバ | PRIZM♪RIZM
気づけばすっかり加隈さん大好きになっていて、加隈さんかわいい加隈さんかわいい状態だった。
特にラバxラバは各人のソロパートが印象的でよい。
Clover×Clover | たいくつりぼん
何故か次は緑だと直感して緑にしたらClover x Cloverのイントロが流れてきてびっくりした。冷静に考えれば導出できる話なのだが、直感的にそれを理解していてびっくりした。
WITCH/サンボン MC
Cloverを真似るWTICHとやり返そうとするも滅茶苦茶頃の悪いサンボンリボンが面白かった。
MCは衣装に注目できるパートでもありとてもいい。
そんな所でいつもの不敵な笑い声。いつもの乱入である。そもそも、MCの間にドラムセットの準備が為されており、隠す気すら全くない。頑張ってね~と応援して退場していく様も見慣れたものである。
出てくる前に4U内でKARAKURIについて触れられていて、こういう所が好きだと思えた。
ワタシ・愛・forU / TREAT OR TREAT?
4Uの曲自体乗りやすいんだけど、これを連続でやっていくのがいいなぁと。当然っちゃ当然だけど、やっぱり生バンが合う。規模が大きくなっていくと生バンでやる機会も増えていくのだろうけど、その効果を一番受けやすいのが4Uだろうなぁ。
2ndではあまり歌う機会のなかったヒナちゃんがトリトリやれたのもよかったですね。
4U MC
寝たのが2時半起きたのが5時半とか、3人で同じベッドで寝るとか、「4U愛を語っていいですか」という何処かで聞いた台詞とか、聞いていてとても楽しいMCだった。
2日目夜では4U単独が広報された事もあって、そわそわしながらMCを聞くという変な状態になっていた。
Hello...my friend / Lucky☆Lucky
Hello...my friendのウメとエモコが向かい合って歌って、それをヒナが見ているシーン、もうあれこそが4Uを端的に示していると思う。あまりに4Uが詰まっているシーンだった。キャラの関係性を出してくれるコンテンツは最高だ。
Lucky☆Luckyは兎に角楽しませる曲な上に、終わったかと思ったら山下さんがギターを引き始めて終わらない終わらない。ずっとラッキーラッキー。滅茶苦茶楽しい。
TRIGGER / QoP MC / Fire and Rose
数勘定をすれば次に何が来るかは予想できた。暗転した中で喋っているのも誰かわかった。ただ、TRIGGERが始まったらあまりにQoPだった。衣装を含めてQoPだった。普通にバンドだった。土曜の昼に見た時は意味がわからなかった。4Uという前提があるから全く予想していなかったのだ。メインボーカルとコーラスが1人ずつしかいないからバンドリでもやるのかなぁと事前に笑い話をしていたから余計に驚いてしまった。
格好よさと驚きに滅茶苦茶になった後でのMCも面白い。手袋を忘れてスティックをすっ飛ばす巽さんとか、「お姉さん」アドリブはすごいクールなのにそれを突っ込まれると可愛い反応をする野村さんとか。QoPもキャストも目新しい上にパフォーマンスが圧倒的だったから、ちょっと素が出たりするとそのギャップがとても新鮮だ。
ただ、衣装があんまり見られなかったのは残念。ドラムセットがあるから仕方ないよね……。
短いMCも終わってFire and Rose. またファーブの曲フリが格好いいんだ。一から十までコンセプトとその魅力を見せつけてくれたユニットだった。4Uとの対バンも見たいなぁ。
セカイのヒミツ / SAKURA / さよならレイニーディ / Girls Talk!
4U/QoPとドラムが動けないという制約のあるユニットが続いた反動か、とてもステージが広く感じられた。
特にダンスに定評のあるSiSHはそれを遺憾なく発揮していたし、電話するんなら距離があった方がいいよなってGirls Talk!は空間をうまく使えているなという印象だった。
SiSH/NI+CORA MC
衣装紹介の名を借りたお尻を振るターン。回ってー、じゃないのだ。まぁどっちもお客さんは喜ぶと思う。
そんな衣装紹介をしているとはる☆ジカ(ちいさな)も新衣装で登場。(ちいさな)は大事だ。
そのはる☆ジカ(ちいさな)の衣装、ただでさえ可愛いんだけど、スカートの内側がお互いのイメージからなーなんですね。スカートの中は相方のカラーなんだよ。ヤバすぎない?内側に相手がいるってことじゃん……
ハネ☆る!!
はい、かわいい。いや、かわいいだけでしょ。かわいいだけの概念は最高。
Sparkle☆Time!!
結構キャストが好きに動ける曲なんだなぁと思った。ライヴなわけだし、多少のアドリブやファンサービスはあったりするものだけど、この曲はそれが特に多いと思う。そういうわちゃわちゃした感じがとても好きだし、こっちも素直に楽しめる。
FUNBARE☆RUNNER / 僕らは青空になる
FUNBARE☆RUNNERは楽しい、間違いなく楽しい曲なんだけど、これらを聞くともう終わりも予感もしてしまう。でもそれ以上に楽しいんだよなぁ。
2ndでああした演出の僕らは青空になるを見ると、こうして春に聞いても夏の匂いを感じてしまう。もう桜も散って初夏になるんだなぁ、なんて思っていた。
ハルカゼ -You were here-
センターステージからメインステージに下がって、ハルが語り始める。続けてムスビが、ロナが、ヒメが、出会った季節を語っていく。曲が流れると1人ずつ立ち上がって声を出していく。PVの再演のようだった。そして、会場でも桜が舞った。またPVの印象が変わってしまった。PVのハル達がアカネ達のおぼろげなアイドルだったなら、私はそれを見てしまったのだ。
曲が終わって僅かな静寂があって、その余韻が何とも気持ちよかった。
MV / 告知
どのステージもよかったのだが、私に最も刺さったのはこの文字だけのMVだった。自分がこうしてアイドルコンテンツにはまっているかわかってしまったのだ。「花になりたい」という言葉でわかってしまった。誰かの背中を押せる、でも明日散ってしまうかもしれない、そんな花が私は好きだったのだ。そんな花になれるアイドルが好きだったのだ。
告知についてはどれも楽しみ。武道館は絶対行きたいなぁ。
Star☆Glitter
残った曲は?ではなく、集大成として最後にやりたい曲は?というのがこの曲だと思う。楽しいし、いい終わり方だなぁと思った。
どの回でもウェーブをやったんだけど、2日目昼の部でキャストと観客がずれてしまってキャストに合わせてもう1回となった時の人差し指を立てる加隈さんが滅茶苦茶可愛かったです。
退場映像
恒例の退場映像なのだが、妙にキャストの距離が近かったり抱擁が多かったり最高だった。自分は女性声優の抱擁を見るとジャンプする生物なのだと気づいた。
こうしてアンコールはないけど、終わりのフローができているっていいなぁ。
楽しい2日間3公演だった。また行きたいなぁ。次は大阪、そして武道館でお会いしましょう。
*1:クルトは脱ぎキャラ