Vivaldi Technical Preview 3
多分、旧来のOperaが好きだった人へ送るブラウザ。ロッカジェスチャは搭載済み、キーバインドもOpera風。インタヴュによれば、Chromium系列のプラグインでブラウザを作っていくものではなく、汎用的なアプリケーションは予め含んだものを作っていく(
ASCII.jp：Vivaldiの日本人COO様、なぜ今さらブラウザー業界に参入ですか!? (1/3)
)ようだ。とても期待したい。
Operaの魅力はPrestoにもあるにはあったようだけど、レンダリングエンジンに興味がない身としては、Opera上で一通りの事ができるというのがとても魅力的だった。メールを書いて動画を見てWebページのソースを読んでとOperaの上でできる事がよかったのだ。それがVivaldiならば、とつい思ってしまう。
が、現状ではまだそのレベルではない。まだβですらなく、TP3の段階であり、動作は不安定と言わざるをえない。タブの分割をすると画面全体が狂ったり、大きさがうまく変わらなかったり、Flashがクラッシュしてゾンビみたいなプロセスになってしまう。艦これをやっていてボスマスに行った所でクラッシュしてしまうといったどうしようもない状況にも陥ってしまった。また、セキュリティの設定があまり自由にできないというのも不満である。入力データの送信等はこちらで明示的に制御したいものである。
期待と不満は入り混じったりはするが、まだまだこれからなので今後を注視していこう。
