Lubuntu 13.10 を入れて、IME を Fcitx にした

先月、Ubuntu 13.10 がリリースされ、それにともなって Lubuntu も新しいバージョンがリリースされた。リリスノートはこちら。
SaucySalamander/ReleaseNotes/Lubuntu - Ubuntu Wiki

見た目としてあんまり変わった感じもしない。デフォルトのブラウザが Chromium から Firefox に変わったくらいか。しかし、問題が2つある。

まず、タスクバーにディレクトリメニューを追加した際、ディレクトリメニューの挙動がおかしい。ディレクトリメニューではディレクトリ構成はわかるものの、そのディレクトリを開く事ができなくなっている。これは誰か解決して下さい。

次は IME の挙動だ。Ubuntu 系のデフォルトの IME は iBus である。この挙動がなんか気持ちの悪い事になっている。アプリケーション間で共有するし、US キーボードとは相性の悪い使用感がある。そこで、IME を Fcitx https://fcitx-im.org/wiki/Fcitxにした。

手順は第297回 Ubuntu 13.10でインプットメソッドFcitxを活用する:Ubuntu Weekly Recipe|gihyo.jp … 技術評論社を参考にすればよい。要するに次の通り。

$ apt-get install fcitx fcitx-mozc fcitx-libs-qt5 fcitx-frontend-qt5

そして[言語サポート]から[キーボード入力に使う IM システム]で fcitx を選択してやればいい。これでもう使えるはずだが、私は再起動しないと挙動がおかしかった。

使用感としてはいつもの感じといった所。前の方がよかったという人は切り替えてもいいかもしれない。なお、先の記事によれば重要なバグがあるらしいが、まだそのバグには遭遇していない。